TM 那加一  泉JFC 

12月9日.10日 9日に那加一さん、10日に泉JFCさんとTMを行わせて頂きました。

前大会の勢いのまま各選手、強い高いテンションでTMに挑むことができました。

各選手のポジション理解が日に日に進んでいます。全選手に多くのポジションを与えてどんなプレーをしてくれるのか?成長の幅を見せてもらいました。コーチは今、SBの動きに力を入れています。オーバーラップです。攻めへの参加するタイミング。自分の勝負をするスペースを見つける目、ボールの受け方、1vs1での勝負の強さ、クロスを上げ切る、シュートまで打ち切る。SBの中途半端なボールロストは一気にカウンターを受けてしまいます。プレーをやり切る意識をさらに強めていきましょう。

それでもボールをロストしてしまうのがサッカー。オーバーラップをした後のSBとしての速い戻り、SBが攻めに上がった時の残りのDFのカバーの意識。その点も試合をこなす毎に良くなって行き危険な場面を作らせなかった辺り、強さと理解を見せてもらいました。(と言ってもまだまだです笑)

2日目には体の大きな相手、足の速い相手に対してどう闘うのか?スピードに乗せたら勝てない。スピードに乗せない。プレスの速さと前を簡単に向かせない。1人目と2人目のディフェンスでボールの取り所を狙う。終始、強いプレスと良い運動量で試合をコントロールする事が出来ました。ですが2日目のTMでは2失点、2点とも同じ形での失点でしたね。スピードに乗られては追いつけない、一瞬のプレスのゆるみと、相手のクロスボール(コーナキック含む)を大きく弾き返すDFの強化、更に高めていくと思える内容のTMとなりました。

攻めの場面では各選手が自由にプレー、多くの発想と選択を見ることが出来ました。FWのドリブルをMFが追い越してスルーパスをもらいシュート。左から右へとサイドを変えてのリズムのあるチーム攻撃。一人二人を飛ばす大きなパス。かいとげんわのパスの狙いと質が上がっています。パスをもらう選手の動きも良くなっています。動きながらボールをもらう選手、パスで味方選手を動かすプレー(スルーパス)パスをもらう選手とパスを出す選手の連動、意識の疎通を見ることができました。

何度も言います。「ボールがない所での動き」これが今後、大きく求められていきます。ボールがない所で動けない選手、ボールを常に足元に止めてしまう選手は今後相手の強いプレスに捕まり、気持ち良くプレーが出来なくなってしまいます。ボールがない場面では目と頭を使い常にスペースとチャンスを狙っていきましょう。チャンスは一瞬です。

その中でたくとのファーストタッチとボール運びが一段レベルが上がりました。感覚を掴みましたね。更に自信を持ってプレーをしていきましょう。プラスワン クロスを上げ切る、シュートで終わる。最後のプレーまでやり切る。全選手に求められる大切な最後のプレーです。

また、ドリブルなどで相手が固まってきた中でのプレー。もちろん突破も有りです。プレーの幅を広げる意味でも今後、更にダイレクトプレー、ダイレクトパスが求められて行きます。試合の中で あたる げんわ かい らいる たくと ダイレクトプレーを見ることが出来ました。密集地でのダイレクトプレーが一気にチャンスを広げます。ダイレクトプレーをするにはボールを受ける前に周りを見る目、状況判断が必要となります。ボールが来てから考える。今は通用しても今後、相手のプレスに気持ち良くプレーをする事が出来なくなります。ダイレクトプレーの意識も持ってプレーをして行きましょう。

相手が来ていないのにダイレクトプレー?それはダメです。フリーであれば前に持ち運ぶ。その後、正確なパスやシュート。この状況判断をチームとして高めて行きましょう。

多くの得点と多くのチームとしての良い形が見れたTMとなりました。

最後に、この冬に体力を高めて行きましょう。夏場に運動量の差が出ます。もう一度言います。ボールにただ引き寄せられてはダメです。その中でボールの無い場所での運動量が求められていきます。目と頭を使ってチャンスをモノにしていきましょう。誰一人フィールドの中で疲れを見せる事なく、強く狙いを持って走り廻れた事にサッカーが大好きという想いと、多くの手答えを感じる事の出来たTMとなりました。

対戦頂きました那加一、泉JFCの方々、13時から17時とみっちり多くのTMを行わせて頂きまして有難うございました。今後とも宜しくお願い致します。

また、保護者の方々におかれましても多くのサポートを頂きまして有難うございました。

選手たちはとても成長しています。更にレベルを高めていきます。今後も宜しくお願い致します。

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