U9 大阪遠征 AVANTI茨木杯 5位

初の遠征 ドキドキとワクワクを持ち一泊二日での大阪 AVANTI茨木杯へ参加させて頂きました。 全てにおいて良い刺激と収穫を頂けた遠征となりました。この日を迎える事が出来たこと、無事岐阜へ帰って来れたこと、今を迎える為にお力添えを頂きました全ての方々に感謝します。ありがとうございました。

予選リーグ

vs 東海スポーツ 1-1(0-1)(1-0)

らいき①あたる→らいき

vs ASG ジュニオール 0-0(0-0)(0-0)

vs カオス 4-0(2-0)(2-0)

げんわ①かい→げんわ あたる①PK らいき①かい→らいき かい①

TM vs FC北陸 8-0 vs住吉SSS 10-1

決勝トーナメント

準々決勝 vs DREAM大阪0-1(0-0)(0-1)

順位トーナメント

vs スフォンダーレ 2-0(1-0)(1-0)

かい①げんわ①PK

5位決定戦 

vs 大阪市ジェネッス4-2(3-1)(1-1)

かい① あたる①いぶき→あたる OWN①(いぶき→げんわ)あゆま①かい→あゆま

遠征1日目 学校行事で3人の選手が欠場。おうすけ左太ももテーピングぐるぐるで登場、げんわ激体調不良、チームとしても過去最大のピンチ?ピンチはチャンス?厳しいチーム状況の中、激しい戦いをチーム一丸となり乗り越えて決勝トーナメントへ進む事ができました。

vs東海スポーツ 正にスクランブル発進。練習の中で鍛えて来たフォーメーションも戦略も全て白紙に。各選手の適応能力が試されました。前半にCB2人がボールを譲り合う一瞬の迷いを狙われ失点。チームに漂う負の連鎖、そんな中で あたる→らいきの抜け出し、トップスピードからキャノンシュートで同点に。キーパーの手を弾きゴールネットへ、ミートしていなければ弾かれていましたね。全力ダッシュからの狙いを持ったシュート。簡単そうに見えてとても難しいファーサイドを狙ったシュートです。チームに自信と勇気を与えてくれたパーフェクトなシーンでした。このゴールで勢いが着きペースを掴み追加点の期待が高まりましたね。同点に追いつけたチームとしての底力を評価しつつ、勝ち切りたかった内容でもありました。初戦の鬼門、相手も同じ環境、どちらが先にチームとしてエンジンをかけれるかが勝負を決めるというサッカーの重要なポイントを確認出来た内容の試合となりました。

vs ASGジュニオール どちらが勝ってもおかしくない、ひとつのミス、ひとつのチャンスで勝負が決まる。そんな白熱した高レベルの闘いとなりました。後半のコートを広く使う動き、右から左へ 左から中央へ シュートは打たせてもらえない もう一度右へ。素晴らしいチームとしてのポゼッションと形に相手を押し込み混乱へと押し込みペースを掴みかけました。シュートで終わらせたいシーンでもありました。けいすけのディフェンス力(一対一で負けない)とパスワークの意識の高さを見ることができ手応えを感じる事ができました。かいのコースが見えたら突き抜けるドリブルに磨きと迫力が増しています。あたるの運動量がチームを助けてチームを前へ前へと進めてくれました。苦しい場面での絶対的なDFおうすけのカバーと強さに肉離れの心配など吹っ飛ばせてくれました。テーピングが邪魔と外して挑む姿に闘志を感じさせてもらいました。

チームとして勝てなかったけど負けもしなかった。素晴らしい緊張感が溢れた試合となり結果は勝負つかずの引き分けとなりました。強度のあるお相手に無失点で試合を終わらしたDFと守護神を目指すGKらいるの数多くの活躍に大きな手応えを感じる事が出来た内容となりました。

vs カオス 自力突破には4点差以上での勝利が必要。チーム全体で確認をして試合に挑みました。試合開始からゲームをコントロールして かい→げんわで先制点。かいの鋭いパスを前を向く完璧トラップでおさめたたげんわ。飛び込んできた相手DFをワンタッチで交わしてシュート。相手にトラップを狙わせる→交わす→体制良くシュート。4点差が必要の中での欲しい時間帯でのゴール、パーフェクトです。前半ハーフコートゲームとして DFたくとからFWあたるへの縦パス→あたるファーストタッチでボールを動かすコントロール→前を向き勝負→ファールを受けPK。ファーストタッチの良さで勝負有りのパーフェクトなシーンでした。前半を2-0で折り返し後半へ。あと2点が必要の中開始早々からハイプレスで試合をコントロール。右あたる→中げんわ らいき→シュートポスト→2列目からの かいドリブルから冷静な決定的なパス→らいき決め切る。分厚い迫力のある攻撃で3点目。かいの4点目と安定したDFで無失点。しっかりと自力突破を決めたチーム力に緊張感のある中で、素晴らしい底力と結果を出し切る強さを感じる事が出来ました。パーフェクトです。

遠征2日目

vs DREAM 試合の入りは素晴らしく良いパスワークでリズムを作りかけました。我々の形→フィールドを大きく使いスペースを作る→走り込んだ いぶきでフィニッシュ。期待が高まりましたがこのシーンでフィニッシュまで行けませんでした。パスワークの意識と狙いのある攻撃は見れました。ですが最後のパス精度の悪さと最後の相手を交わしきれずにシュートまで行けない個の技術の足りなさ。ボールの取られ方が悪くカウンターを受け試合を徐々にコントロールされ最後はシュートで終わられてしまう。厳しい言葉を伝えます。MFげんわ ディフェンス場面 中央でのプレスが遅れる。中央で相手を簡単に前を向かせてしまう。運動量の無さと狙いの遅れで相手の分厚い攻撃を受けることになりました。大事な場面でのDFたくとと らいきのパス精度の悪さ、ファーストタッチの悪さによってリズムが崩れてしまい押し込まれる展開となました。前半を無失点で何とか終わらせれた事、シュートまでは行けませんでしたがチームとして良いパスワークで相手を崩しかけた場面を多々作れた事に可能性は感じましたがシュート0本で後半へ。

後半開始、更に厳しい言葉を伝えます。げんわのプレスの緩みで中央への侵入を簡単に許す、おうすけのパス精度の悪さ、いぶき 前線でボールをおさめられない。かいとあたるが消える、たくと、らいきのパスの精度が更に悪化、GKらいる 焦りからチームのポジションが整っていない中でパントキックを急ぎすぎてセカンドボールを全て相手に取られてしまう。チーム全体として相手を怖がり引いてしまい前へ押し上げれない。相手選手はシュートで攻撃を終わらしてくる(シュートで終わらせてしまう)全選手の恐怖と共に足も止まりました。ボールの取られ方が悪く、我々がしたかった攻撃を相手にされて失点。ココで全選手が燃料切れ。「コンディション不足」普段ならできるプレーが出来ない、かいのボールタッチがズレる、勝負の場面でのパスミス、いぶき ボールがおさまらない、キープの場面や勝負の場面でほぼボールロスト、足にチカラが入らず滑る選手が多々。同じ環境の中で相手選手は足を滑らしただろうか?

相手がシュートを決め切らなかった印象とシュート0本で試合を終えての完敗。0-1ベスト8での敗退となりました。本当に完敗だったのだろうか?僕たちのベストを尽くせたのだろうか?もう一度、対戦が出来たとして勝てる可能性は無いのだろうか?試合の中で、「全てにおいて負けた事実」の中で僕たちに足りていなかったモノ。遠征 アウェーで勝つための「大切な鍵」を皆んなは初の遠征の中で体感しました。勝つための大切な鍵の話は最後に。コーチは皆の真の力を知っている。皆の本気を知っている。コーチは勝てると信じている。

vsスフォンダーレ 試合開始からハイプレスでハーフコートゲームを目指しました。いぶきのファーストチャンスで相手2人を置き去りにして いぶき得意の形からシュートまで。決まりはしませんでしたがシュートで終わらす事でチームは一気にリズムを掴み自信を取り戻す事が出来ました。SBけいすけの取り切るディフェンスとパスの質の良さ、狙いも日に日に良くなっています。更にチームとの連携と自分に対しての自信を高めていきたいと思える良い出来でした。そうきの気合いを感じました。ですが基礎がまだまだです。トラップでボールを止める位置とインサイドパスの質を高めていきましょう。(ハッキリとしたパス、貰い手がいつ そうきが蹴るのかわからない、困ってからのキックでは無く狙いを持ったパス)意識をしていきましょう。いぶき あたるの前線からの素晴らしいプレスと運動量が効きましたね。前線のハイプレスからの溢れ玉を かいのダイレクトミドルで先制点。反応の速さ、体勢を作る速さが際立っていました。パーフェクトです。

前半いぶきと交代で入った れおも気合い十分。自分のやるべき事を理解して いぶき同様のハイプレスと狙いを持って相手に制限をかけてくれました。前半、各選手狙いの意識の見れた前半となりました。(と言っても遅れたり狙えていないシーンも多々)後半は更にハイプレスを意識してハーフコートゲームを目指しました。左あたるの大きなサイドチェンジから右げんわ 中央へ持ち込みフィニッシュで終わる。続くコーナーキックから分厚い攻撃へとチームとして良いリズムを作る事が出来ました。ピンチの場面も一度有りましたがその後ポスト弾かれるなど多くのチャンスシーンを作る事が出来ました。試合終了前のげんわPKのシーン、動画を見るとPKでは有りません。サッカーの大切な所、不正確な言葉かもしれませんが「サッカーのジャッジは曖昧」プロの世界でも中東の笛という言葉があります。この試合ではISSに風が吹きましたが、前の試合では かいに対してのタックルに笛は鳴りませんでした。DREAM戦の失点の場面ではオフサイドポジションだけど最後にあたるの足に当たってのボールでオフサイドは無し。コーチは笛を吹きかけましたが取りませんでした。オフサイドをアピールする あたる 全選手の足が一瞬止まり失点。この一瞬が勝敗を分けます。審判のジャッジは絶対の中、後から何を言っても変わらない。各選手は自分で勝手にジャッジをしない、プレーをやり切り審判のジャッジで勝敗が左右される事なく絶対的な勝利を目指していきましょう。

5位決定戦まで4時間の空きがあり、間の一時間を使い、しっかりと練習をしました。その中で あゆま そうき たくと らいきには特に厳しい指導が入りました。そして遠征最後の試合を勝利で締めて岐阜へ帰ろうとチームで誓い試合へ挑みました。

vs大阪市ジェネッス 試合開始からゲームをコントロール、しかし げんわとらいきのマークのズレ、プレスの緩みから一瞬の隙を与えGKらいるも一歩も動けず、開始1分で失点。重い空気になるかと思いきや、選手全員の強い目つきと心に火が着きました。かいのゴールで同点として完全に試合を制圧、前半を3-1で折り返す強さを見せてくれました。後半出場の あゆまとれおは過去最高に気合いが入っていました。後半開始直後にかいのクロス→あゆまワンコントロールから一閃、相手GKの手を弾き飛ばす強烈なハーフボレーシュート。完璧です。パーフェクトです。あの足の振りの速さとミートの感触を心に刻んで下さい。素晴らしいFWとしての得点とチームとして欲しかった得点。やってくれました!次は俺だと れおの運動量とスピードが上がりました。一度れおってこんな速かったか?と目を疑うスピードを見せてくれました。この試合へ向かうれおの姿勢は素晴らしかったです。終了間際には素晴らしい抜け出しからGKと1vs1まで持ち運びシュート。決まりはしなかたのけどこれもサッカー。この勢いを維持して更にチャレンジしていきましょう。最後に失点をしてしまった所は次の課題です。ゲームをコントロールして試合終了。大会を通して貴重な経験を得る事が出来ました。

遠征を通して 「勝つ為の鍵」

遠征1日目 苦しみながらも予選を突破した事。素晴らしい結果です。ですが2位通過で満足する選手たちでは無いことも知っています。次への課題として個の技術とチームワークを高めていきましょう。

「勝つ為の鍵」宿舎に戻り楽しい時間の始まり?何か勘違いしていないか?次の日のキックオフは朝8時40分。そこへ意識を向けていた選手はいただろうか?夜は大はしゃぎで廊下を走る。裸足や靴下で走り回る。靴を履けと言っても靴がなくなったという子供。選手のカケラもありません。終いには消灯時間を過ぎても裸足ではしゃぎ周り、ドアで足を怪我する子供。足を大切にして下さい。靴を大切にして下さい。スパイクと会話をした選手はいただろうか?フィールドで滑った事に繋がるかはわかりませんが、その意識が滑りを止めたかもしれません。

もう一度言います。足を大切にして下さい。

寝て良い時間に寝ている選手を起こすな。行きのバスの中でも寝ている選手を起こす人がいました。宿舎で迎えた朝4時過ぎにコーチの部屋へ来る子供。自分の部屋にオートロックで入れない。次は5時に部屋に入れないと4人揃って来る始末。俺は3時半に起きたと自慢をする子供。何か勘違いしていないか?5時30分には廊下で騒ぎを起こす始末。選手のカケラもありません。手元にはポテトチップス。コーチも食べる?コーチはサッカー前にポテトチップスは食べないと伝えました。お菓子を食べるなとは言いません。好きにすれば良いです。ですが試合へ向けての行動の良い悪いの判断をつけれるようになりましょう。コンディションを整える上で睡眠は大切です。これが出来ない選手は活躍が出来ません。他人を巻き込んで睡眠を邪魔する人は選手にとって迷惑です。邪魔です。チームとしても施設の利用を断られる事にもなります。そもそも4時に外へ行く用事はあるのか?

もう一度言います。選手の睡眠の邪魔になる事をしないで下さい。初日の疲労の回復、コンディションを整えれるかが翌日の勝敗を大きく分けます。胸を張って俺は出来たと言える人はいるだろうか?簡単そうにコーチは言いますがこれが難しい事も知っています。楽しいもんね。楽しむなでは有りません。逆です。全てを楽しんでください。楽しみながら整えて下さい。

初めての遠征で全てが初めての経験。無理もありませんが結果は負けて僕たちは岐阜に帰る事になりました。これが遠征の難しさ、アフェーの難しさだとコーチは考えます。選手の皆んなも一緒に考えて整えていこう。強いチームには絶対的に必要な能力になります。次の闘い、次の遠征に向けて振り返り同じ過ちを繰り返さない。とても多くの貴重な経験をさせて頂けた素晴らしい遠征となりました。結果は5位、全試合の結果表を見ると優勝も出来たのでは?と悔しさが込み上げて来ますね。でもこの壁は大きく途轍もなく高いとも感じています。この壁を乗り越えて、結果で僕たちのチカラを証明していきましょう。コーチは出来ると信じている。

最後に、AVANTI茨木杯 関係者の方々、大変多くの想像以上の経験と収穫を頂けたことに心より感謝致します。ありがとうございました。

また、対戦させて頂きましたチームの方々、関係者の方々 強度のあるプレー、真似をしたくなるプレーの数々を観させて頂きとても勉強になりました。貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。

保護者の方々におかれましても多くのサポートや応援、写真動画撮影等のご協力を頂きありがとうございました。結果は5位と奥歯を噛み締める結果となりましたが、精一杯全力を尽くしました。褒めてください。失敗も含めて沢山褒めてください。選手の目は強く前を、上を見ています。必ず強くなります。ここからの選手たちの更なる成長に期待!!何故今後とも宜しくお願いいたします。

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